コラーゲンが足りなくなるとどうなるの？

肌というのは3層（表皮・真皮・皮下組織）で成り立っています。その主な部分は真皮と言われている所で、コラーゲンが主成分となって形成されています。このコラーゲンが足りなくなってしまうとコラーゲンとコラーゲンが結び付く為に余計な掛け橋の様な物が作られてしまい、水分保持の為に必要な場所を占領してしまいます。そうなると保湿能力が衰えてしまう結果になり、肌のモチモチ感が無くなってカサカサになってしまう様になるのです。

またコラーゲンは内臓等の臓器も作っている成分ですので、足りなくなると内臓の機能が低下してきたり、髪の毛が細くなってしまったり、パサパサになってしまったりしてしまいます。更に骨の形成にもコラーゲンは関与しているので、足りなくなると骨粗しょう症になってしまったり、骨や膝が変形してしまったりする事になってしまい、身体のあちこちに症状が出てしまうのです。

更にコラーゲンは血管にとっても必要な成分で、血管というのは身体の隅々に栄養を運んだり、不要な物を体外に排出してくれたりする大切な物です。この血管が良くなければ身体にも影響を及ぼしてしまうのです。その血管ですが絶えず傷を作ってはコラーゲンがその傷を治している様です。ですから、コラーゲンが不足してしまうとその血管を治す事が出来なくなり、結果的に血管が弱くなって身体に色んな症状が出てきてしまう様になるのです。

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つまり、コラーゲンが足りなくなると人間の生命にも関係する様になるので、本当に大切な成分だという事がお分かり頂けると思います。